お口の中に関心はお持ちですか。歯医者さんでお口の中を診てもらったのはどれ位前になるでしょうか?
歯磨きを食後にしていても正しく磨かないと、歯と歯ぐきの間に歯垢が貯まります。ときどき歯医者さんで歯垢除去してもらうことが大切です。
さて、歯垢が貯まり続け、気づいたときに歯がぐらぐらして物がかめなくなり、抜歯という結果を生じるのが、歯周病の一つですがさらに怖いのは、歯垢に宿る歯周病菌が全身に及ぼす悪影響です。
①歯周病菌により血管内に粥状の沈着物ができ血液の通り道を細くすることから狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の原因になります。
脳梗塞においては、歯周病の人とそうでない人と比べ歯周病を持つ人の方が2・8倍高いというデータがあります。
②糖尿病の方は要警戒です。
糖尿病により歯周病が進行、悪化しやすく、また歯周病菌により、糖尿病が悪化しやすいのです。
③喫煙者は要警戒です。
タバコの有害物質は、唾液の分泌量を減少、歯垢を付着させやすくするため、歯周病になりやすく、治りづらくさせてしまいます。
タバコは抵抗力を下げるので先に示した病気に罹りやすくなるのです。
これからは、年に一回の定期健診に、お口の健診をプラスしていきましょう。
特に糖尿病の方、喫煙している方は、ぜひかかりつけ歯科医をつくっていくことをお勧めします。
なお町では、三十歳~五歳ごと七十歳までを対象に歯周疾患検診を町内歯科医院で実施します。通知が届きましたら必ず受診しましょう。