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2024年7月22日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
熱中症に注意しましょう!
 熱中症は梅雨がはじまる6月頃から熱中症が発生し、7月から8月がピークになります。1人1人が熱中症に対する知識をもち、地域ぐるみで声を掛け合い熱中症を防ぎましょう。

熱中症とは

 体には体内にたまった熱を放散して体温を下げる2つの機能が備わっています。

(1)汗をかく。「気化熱」による放散。
(2)皮膚に暑い血液が集まってきて熱外気へ逃がそうとする。「熱伝導」による放散。

 私たちの体はこの働きにより、体の温度を37℃前後に保つことができています。しかし、この働きが上手く出来ない状態になり、体の中に熱がこもってしまうことで「熱中症」を引き起こします。

こんな時はご注意を…

 以下のような環境は熱中症になりやすいため、十分注意してください。

●気温が高い(28℃以上)
●風がない
●暑さ慣れしていない(急に暑くなった時が危険)
●直射日光に長時間当たっている
●湿度が高い(70%以上)・・・同じ気温でも湿度が高いほうがなりやすい。

熱中症の主な症状

<軽 症>めまい、立ちくらみ、筋肉痛、手足のしびれ、こむら返り、汗が止まらない
<中等度>頭痛、吐き気、嘔吐、体がだるい、集中力や判断力の低下
<重 度>意識がない、けいれん、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない、高体温

~このような症状が出たらすぐに救急車を呼びましょう!~
・自分で水分が取れなかったり、脱力感・倦怠感が強く動けない場合
・意識がない、意識がおかしい、全身のけいれんなどがある場合。

熱中症予防の5つのポイント

①暑さを避ける ●できるだけ炎天下での外出は控え、日陰を選んで歩く
●冷房器具、すだれ、打ち水などを利用、部屋の温度は28℃以下、湿度70%以下
熱中症は室内にいても注意が必要です!
②涼しい服装 ●通気性が良い服を選ぶ
●熱を吸収しやすい黒色の服は避ける
●襟元をゆるめて、熱や汗を逃がす
③こまめな水分補給 ●のどが渇いたと感じる前に飲む
●暑い時は2~3時間おきにコップ1杯程度とる
●たくさん汗をかいたら、スポーツドリンクや梅干し入りの番茶など塩分も一緒に補給
④急に暑くなる日に注意 ●暑くなりはじめ、急に暑くなった日は危険(特に梅雨明け後の数日間は要注意!)
●猛暑日や熱帯夜が3~4日続いた頃に熱中症は急増する
⑤体調に合わせて行動する ●朝食や水分をとらずに暑いところでの活動は避ける
●十分休息をとり、無理のない行動をする
●暑い時期はこまめに体温を測る
■家庭で作れるスポーツドリンクの作り方■
【材料】
〇水・・・500ml(2カップ半)  〇塩・・・ひとつまみ(小さじ4分の1)
〇砂糖・・・大さじ2(20g)     〇レモン汁・・・2分の1個(お好みで)
【作り方】
上記の材料を混ぜて出来上がり。 *作ったドリンクは2~3日で飲みきるようにしましょう。

特に高齢者と乳幼児はここに注意!

高齢者 乳幼児
「クーラーを使いたくない」、「トイレが心配で水分を控えている」は危険。
 
◆水分補給のタイミングを決めておく
◆クーラーや扇風機を上手に利用
◆周囲の人も十分に注意する
身長が低く、地面からの距離が近いこどもは大人以上に高温の環境にさらされています。唇の乾燥やおしっこの量が減ったりするのは脱水症状のサイン。
顔が赤く、たくさん汗をかいていないか子どもの様子をよく確認しましょう。 
 
◆こまめな水分補給をする
◆通気性のよい服を着せる

熱中症警戒アラートをチェックしましょう

 熱中症警戒アラートは、環境省が発表している全国の暑さ指数について、33以上になると予測される地点があるときに発表されます。熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日17時または当日5時に都道府県ごとに発表されます。発表されている日には、危険な暑さを避けて外出を控える、エアコンを使用する、水分補給をこまめに行う等の熱中症の予防行動を積極的に取りましょう。
 熱中症警戒アラートはテレビやラジオ等でもお知らせされるほか、環境省のLINE公式アカウント(外部リンク)にて確認することができます。

熱中症関係(外部リンク)

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TEL:0285-68-1133
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