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2024年8月1日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
「ナラ枯れ」被害の情報提供にご協力ください

「ナラ枯れ」とは

 ナラ枯れは、カシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という)と呼ばれる体長4.5~5mm程度の小さな昆虫が、木に穿入し、木の中に「ナラ菌」を運び込むことによって引き起こされる樹木の伝染病です。
 ナラ菌が木の中で繁殖し、木の水を吸い上げる機能を阻害することで、樹木が枯死します。また、ナラ枯れ被害にあった樹木は、数年後に落枝や倒木の危険があります。
 栃木県では、令和2(2020)年度に県南部で初めて被害が確認されて以来、徐々に被害が拡大しています。今のところ市貝町での被害は確認されていませんが、令和4(2022)年度に真岡市で、令和5(2023)年度に益子町で新たに被害が確認されていることから、注意が必要です。

「ナラ枯れ」被害の特徴

■被害にあいやすい樹木
主にコナラ・ミズナラの高齢化した大径木
(まれにクリ、クヌギ、シイ、カシなども被害にあいます)

■被害木の特徴
・夏季(梅雨明け後~晩夏)に葉が赤褐色に変色し萎縮する(落葉はしない)
・樹木の根元に大量のフラス(カシナガの排泄物と木くずが混じったもの)がある
・幹に1~2mmほどの真円のカシナガが穿入した穴がある

被害木の様子①

被害木の葉は赤褐色に変色し萎縮する

被害木の様子②

被害木の根元にはフラスが見られる

情報提供にご協力ください

 ナラ枯れの被害拡大を防ぐため、ナラ枯れの疑いがある樹木を見かけた際には、サシバの里推進室まで情報提供をお願いいたします。

本文終わり
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サシバの里推進室
住所:321-3493 栃木県芳賀郡市貝町大字市塙1280番地
TEL:0285-68-1120
FAX:0285-68-1167