「ナラ枯れ」とは
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という)と呼ばれる体長4.5~5mm程度の小さな昆虫が、木に穿入し、木の中に「ナラ菌」を運び込むことによって引き起こされる樹木の伝染病です。
ナラ菌が木の中で繁殖し、木の水を吸い上げる機能を阻害することで、樹木が枯死します。また、ナラ枯れ被害にあった樹木は、数年後に落枝や倒木の危険があります。
栃木県では、令和2(2020)年度に県南部で初めて被害が確認されて以来、徐々に被害が拡大しています。今のところ市貝町での被害は確認されていませんが、令和4(2022)年度に真岡市で、令和5(2023)年度に益子町で新たに被害が確認されていることから、注意が必要です。