クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなどの樹木に寄生する、中国・台湾・朝鮮半島・ベトナム北部などを原産地とする特定外来生物です。
幼虫が樹木に寄生し、内部を食い荒らすため、樹木は最終的に枯れてしまいます。

県内では南西部を中心に年々被害が拡大しており、現在のところ、市貝町では被害の報告はありませんが、成虫やフラス※を発見した場合には、サシバの里推進室までご連絡ください。
※フラスとは、幼虫のフンと木くずが混ざったものです。

成虫は体長2.5から4センチ（写真提供：栃木県）

フラスは細長く連なっている（写真提供：栃木県）

クビアカツヤカミキリが寄生する可能性のある樹種

●被害の可能性が高い樹種
モモ（ハナモモを含む）、スモモ、ウメ、プルーン、アンズ、サクラ、サクランボ（おうとう）、アーモンド

●現段階で被害の情報はないが寄生の可能性がある樹種
リンゴ、ナシ

※上記以外の樹種については、これまでにクビアカツヤカミキリが寄生した事例はなく、フラスが発生していても、在来のカミキリムシやキクイムシなどのフラスである可能性が高いとされています。

クビアカツヤカミキリの被害と疑われる状況を発見した場合

成虫を発見した場合は、被害拡大防止のため、その場で捕殺をお願いします。また、上記「被害の可能性が高い樹種」及び「現段階で被害の情報はないが寄生の可能性がある樹種」でクビアカツヤカミキリのものと疑われるフラスを発見した場合は、下記までご連絡ください。

・市貝町サシバの里推進室　0285-68-1120

※発見場所が果樹園地等の場合
・市貝町産業振興課　　　　0285-68-1116