プラン策定の趣旨
男女が互いに人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなく、個性と能力を十分に発揮することができる社会「男女共同参画社会」の実現は、21世紀の日本社会を決定する最重要課題と位置づけられています。
町では、平成14年を「市貝町男女共同参画元年」と位置づけ、その行動計画「男女共同参画い・ち・か・いプラン」を平成15年3月に、平成25年3月には第2期計画を策定、さらに平成30年3月には第3期計画を策定し、様々な施策・事業を展開してきました。
この間、男女を取りまく社会環境も変化を続け、人々の価値観や生活スタイルに変化や多様性をもたらしています。
男女共同参画を取り巻く社会情勢を踏まえ、これまでの取り組みのさらなる推進と、新たな課題に対応していくため「男女共同参画い・ち・か・いプラン4期計画を策定しました。
基本目標と施策の方向
男女共同参画社会の実現に向け、4つの目標をかかげ、行政と町民が連携して推進することを目指します。
【目標1】男女共同参画の実現に向けた意識の改革
1 男女共同参画の推進
2 男女平等の視点に立った教育の推進
3 性の尊重など女性人権への認識(DV防止基本計画)
【目標2】家庭・職場・地域社会における男女共同参画の促進
1 政策・方針決定の場への女性の参加
2 就労の場における男女平等の推進
3 農業・商工・自営業等における共同参画推進
4 男女共同参画の視野による災害に強いまちづくり
【目標3】男女が安心して暮らせる環境の整備
1 家庭生活とその他の活動の両立支援
2 生涯にわたる健康づくりの推進
3 高齢者や障害者が豊かに暮らせる環境整備
【目標4】男女共同参画を推進する体制の整備
1 庁内推進体制の充実・強化
2 県・他市町村との交流の促進
3 多様性を尊重する環境の整備