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2024年2月6日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
ごあいさつ

 龍年の元旦は、能登半島で大地震が発生し、衝撃の中で新年を迎えることとなり、厳寒の下で不安な避難生活を続けられる方々の身の上が案じられ、東日本大震災で被災した経験のある当方としても食する物全てに味覚を感じない日々を送っています。一日も早く復旧・復興への道に辿り着けることを心から祈っています。発災直後にテレビに映し出された子どもが「みんな大変なので(自分も)がまんします」と語る姿には、神仏の御影が重ね合わされて見る者に感動を与えました。思えば、江戸時代に天変地異が起き荒廃した芳賀郡内に迎えられた入作者は、主に北陸地方からでしたが、飢饉にあっても間引きすることなく子どもを大切に育て上げる人間性が評価されたためと伝わっています。
 芳賀郡内には、土佐日記の著者の紀貫之の子孫と称する益子氏が平安時代に土着し、軍記物語「太平記」において日本最強の軍団と称賛された宇都宮氏の一翼を担っていたと記されています。市貝町でも益子氏の居館と知られる市花輪古城跡がわずかに原形を留め、往時を偲ぶことができます。益子氏は宇都宮氏が越後の守護となったのに伴い守護代として北陸地方に赴任しており、人の交流も盛んに行われたことでしょう。現代では、能登半島全域が世界農業遺産に認定され、国の天然記念物であるトキをまちづくりのシンボルに掲げ、千枚田にみられるように里山里海の保全活動に取り組まれていることから、サシバと共生する町づくりを目指す当町も石川県庁に事務局を置くSATOYAMAイニシアティブ推進ネットワークに加盟し共に歩んでいるところです。再び一緒に前を見て進める日が到来することを願って止みません。
 市貝町は、令和4年のカーボンニュートラル宣言に続き、温室効果ガスを排出する化学薬剤を使わないオーガニックビレッジ宣言も行い、先進環境自治体を目指しています。荒廃した谷津田を再生し、サシバの繁殖環境を整えることで自然との共生体制の確立を図りたいと考えています。田植え、稲刈り、祭りなど消費者との交流を通して町の活力と魅力を高めるとともに、特産品の創出にも努めます。
 当町は、文化人の皆様から古代日本の東のヤマトが所在した町と言われ、事実伊許山の頂上には70m級の前方後円墳があり、その周辺には100を超える古墳群が配置されるなど、パワースポットとしても魅力的です。LRTの先にある町として、心を癒しに訪れてみてください。

入野正明町長の写真

市貝町長 入野正明

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