11月9日に執行されました町長選挙におきまして、多くの町民の皆さまからの温かいご支援とご温情を頂き、市貝町長として町政を担わせていただくことになりました。
身に余る光栄であり、改めてその責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。
さて、現在の地方を取り巻く状況は、「人口減少」、「少子高齢化」、先行きの見えない「物価高騰」が続き、市貝町においても、大変厳しい状況と認識しているところです。
このような中、当町では来年度、町の総合計画である「第7次振興計画」の策定が始まります。少子高齢化対策を大きな柱とし、企業誘致や主要地方道の整備、行政の効率化の促進等の施策も積極的に取り入れ、町民の皆さまが「安全・安心」で「笑顔」を持って、豊かに充実した「くらし」を実感できる「すみやすい市貝町」を目指せる計画にしたいと考えております。
具体的には、出産祝い金制度の拡充や小・中・高等学校への入学時の祝い金制度の創設、給食費の無償化など、子育て世代の負担を軽減すること。上根地内の商業施設までの4車線化が完了した、県道宇都宮茂木線(芳賀・市貝バイパス)の交通利便性を活かした住宅団地の造成の推進。年々進行する高齢化についても、生活支援サービス等をより一層充実させ「誰ひとり取り残さない」まちづくりを目指します。
インフラ整備につきましては、「道の駅サシバの里いちかい」のリニューアルや、「芝ざくら公園」周辺の再整備を進めて参ります。また、大型トレーラーの通行が多く、幅員も狭い、県道黒田市塙真岡線の杉山地内のバイパス整備や、県道宇都宮茂木線(芳賀・市貝バイパス)の平地内までの4車線化の早期実現を図るため、県との調整や要望活動などを行って参ります。
町民の皆さまとの対話を重ね、私の理想とする、「町民が主役のまちづくり」に向けて、邁進して参りますので、ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。