○市貝町立図書館・歴史民俗資料館防犯カメラシステムの設置並びに管理及び運用に関する要綱

平成29年8月29日

教委告示第11号

(目的)

第1条 この要綱は、市貝町立図書館・歴史民俗資料館における犯罪の防止のための防犯カメラシステムの設置並びに管理及び運用に関し、必要な事項を定めるものとする。

(用語の意義)

第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 防犯カメラシステム 防犯カメラ、映像記録装置、モニターテレビ等から構成されるシステムをいう。

(2) データ 防犯カメラシステムにより収集された画像で電磁的方式により記録されたものをいう。

(個人情報保護)

第3条 市貝町教育委員会(以下「教育委員会」という。)は、防犯カメラシステムの設置にあたっては、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)市貝町個人情報保護法施行条例(令和5年条例第2号)及びこの要綱の定めるところにより、個人情報の保護のための適切な措置を講じるものとする。

2 教育委員会は、防犯カメラシステムの設置及びデータの利用に関し、適正かつ慎重に取り扱うよう努めるものとする。

3 教育委員会は、撮影されたデータが個人情報の漏洩又は不当な目的のために使用されることのないようにしなければならない。

(管理部署及び管理責任者)

第4条 防犯カメラシステムの適切な管理及び運用を図るため、管理部署は生涯学習課とし、管理責任者は生涯学習課長が努める。

2 管理責任者は、防犯カメラシステム全般の管理及びデータの保管等に努める。

(防犯カメラシステムの設置に関する表示)

第5条 管理責任者は、防犯カメラの撮影対象区域の見やすい場所に、防犯カメラが設置されている旨を明確かつ適切な方法で表示するものとする。

(運用時間)

第6条 防犯カメラシステムの運用時間は、原則として24時間とする。

(データの取扱い)

第7条 個人の権利及び利益並びに個人情報の保護を図るため、データの取扱いについては、次に掲げるとおりとする。

(1) データは、映像記録装置に記録されたときから7日間保存するものとする。

(2) データは、これを複製してはならない。ただし、警察関係機関から事件、事故の捜査等(以下「捜査等」という。)の目的で、市貝町立図書館・歴史民俗資料館防犯カメラ複製(視聴)申請書(様式第1号)による照会を受けたときは、当該警察関係機関にデータを複製又は視聴させることができる。

(3) 前号ただし書きによりデータを複製又は視聴するときは、管理責任者が指定する場所で行うものとし、管理責任者が立ち会うものとする。

(4) 管理責任者は、前号に規定する複製等を行ったときは、市貝町立図書館・歴史民俗資料館防犯カメラシステム管理簿(様式第2号。以下「管理簿」という。)に必要な事項を記録し、管理するものとする。

(5) 第2号の規定により、データの複製をした警察関係機関の長は、複製したデータが不要となったときは、速やかに当該データを管理責任者に返却しなければならない。

(6) 管理責任者は、前項の規定により返却されたデータを速やかに消去するとともに、管理簿にその旨を記録するものとする。

(7) 管理責任者は、定期的に映像記録装置に記録されているデータを確認し、データの紛失及び漏えい等の事態が生じることのないようデータの適切な保管及び管理に努めるものとする。

(補則)

第8条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。

制定文 抄

平成29年8月29日から適用する。

(令和5年3月13日教委告示第8号)

この告示は、令和5年4月1日から施行する。

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市貝町立図書館・歴史民俗資料館防犯カメラシステムの設置並びに管理及び運用に関する要綱

平成29年8月29日 教育委員会告示第11号

(令和5年4月1日施行)