○市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例施行規則

平成18年3月22日

規則第10号

市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例施行規則(平成13年規則第7号)の全部を改正する。

(趣旨)

第1条 この規則は、市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例(平成18年条例第9号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(条例第2条第1号の規定で定める堆積)

第1条の2 条例第2条第1号の規則で定める堆積は、次に掲げるものとする。

(1) 土壌汚染対策法(平成14年法律第53号)第16条第1項に規定する汚染土壌を同法第17条に規定する運搬に関する基準にしたがい保管する場合における当該汚染土壌の堆積

(2) 汚染された土砂等を処理し、又は積替えのために一時的に保管する施設で町長が指定するものにおいて行う土砂等の堆積

2 前項第2号の規定による指定は、告示してしなければならない。

(安全基準)

第1条の3 条例第2条の6第1項の安全基準は、別表第1及び別表第1の2の項目の欄に掲げる項目に応じ、当該基準値の欄に定めるとおりとする。

(小規模特定事業の届出)

第1条の4 条例第3条の規定による届出をしようとする者は、小規模特定事業届(様式第1号)に次に掲げる書類を添付して、町長に提出しなければならない。

(1) 届出者の住民票の写し又は個人番号カード(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)第2条第7項に規定する個人番号カードをいう。)の写し(法人にあっては、登記事項証明書)

(2) 小規模特定事業場の位置図及び付近の見取図

(3) 小規模特定事業場の平面図及び断面図(小規模特定事業の施工の前後の構造が確認できるものに限る。)

(4) 小規模特定事業場の土地の登記事項証明書及び公図の写し

(5) 小規模特定事業に使用される土砂等の予定量の計算書

(6) 小規模特定事業場の周辺地域の生活環境の保全のために必要な措置に関する計画書(様式第2号)

(7) 小規模特定事業が法令等に基づく許認可等を必要とする場合にあっては、当該許認可等を受けていることを証する書面又は当該許認可等の申請の状況を明らかにした書面

(8) その他町長が必要と認める書類

2 前項の規定にかかわらず、条例第3条の届出をしようとする小規模特定事業が他の場所への搬出を目的として土砂等の堆積を行う小規模特定事業(以下「小規模一時堆積事業」という。)である場合にあっては、当該届出をしようとする者は、小規模特定事業(小規模一時堆積事業)(様式第3号)に次に掲げる書類を添付して、町長に提出しなければならない。

(1) 前項第1号第2号第4号第6号及び第7号に掲げる書類

(2) 小規模特定事業場の平面図及び断面図(土砂等の堆積が最大となった場合の当該堆積の構造が確認できるものに限る。)

(3) その他町長が必要と認める書類

(公共的団体の範囲)

第2条 条例第3条第1号の規則で定める公共的団体は、次に掲げる者とする。

(1) 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、独立行政法人都市再生機構、日本下水道事業団、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、東日本高速道路株式会社、国立研究開発法人森林研究・整備機構、独立行政法人水資源機構、独立行政法人労働者健康安全機構及び独立行政法人中小企業基盤整備機構

(2) 地方住宅供給公社法(昭和40年法律第124号)に基づき設立された地方住宅供給公社

(3) 地方道路公社法(昭和45年法律第82号)に基づき設立された地方道路公社

(4) 公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年法律第66号)第10条第1項の規定により設立された土地開発公社

(5) 土地改良法(昭和24年法律第195号)第10条第1項の規定により認可された土地改良区及び同法第77条第2項の規定により認可された土地改良区連合

(6) 土地区画整理法(昭和29年法律第119号)第14条第1項の規定により認可された土地区画整理組合

(7) 地方公共団体がその資本金、基本金その他これらに準ずるものを出資している法人であって、土壌の汚染の防止に関し、地方公共団体と同等以上の審査能力があるものとして町長の認定を受けた者

2 前項第7号の規定による町長の認定を受けようとする者は、公共的団体認定申請書(様式第4号)を町長に提出しなければならない。

(条例第3条第6号の規則で定める小規模特定事業)

第3条 条例第3条第6号の規則で定める小規模特定事業は、次に掲げるものとする。

(1) 植樹の用に供する目的で行う小規模特定事業

(2) 運動場、駐車場その他の施設の本来の機能を保全する目的で行う小規模特定事業

(3) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)に基づく許可を受けた一般廃棄物処理施設又は産業廃棄物処理施設において行う小規模特定事業

第3条の2から第6条まで 削除

(変更の届出)

第7条 条例第4条第1項の規定による届出をしようとする者は、小規模特定事業変更届(様式第5号)第1条の4第1項各号及び第2項各号に掲げる書類のうち変更に係る書類を添付して、町長に提出しなければならない。

2 条例第4条第1項の規則で定める軽微な変更は、届出者の氏名及び住所(法人にあっては、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)、小規模特定事業に使用される土砂等の量(土砂等の堆積の構造の変更を伴わないものに限る。)、又は採取場所若しくは搬入計画又は現場管理責任者の変更とする。

3 条例第4条第2項の規定による届出は、小規模特定事業軽微変更届(様式第6号)を提出して行わなければならない。

(土砂等の搬入の届出)

第8条 条例第8条の規定による届出は、土砂等の量が5,000立方メートルまでごとに、土砂等搬入届(様式第7号)を提出して行わなければならない。

2 条例第8条の当該土砂等が当該採取場所から採取された土砂等であることを証するために必要な書面で規則で定めるものは、当該土砂等の採取場所の責任者が発行した土砂等発生元証明書(様式第8号)とする。

3 条例第8条の当該土砂等が安全基準に適合しているかどうかを確認するために必要な書面で規則で定めるものは、搬入しようとする土砂等に係る地質分析の試料とした土砂等を採取した地点の位置図及び現場写真並びに検査試料採取調書(様式第9号)及び計量証明書(計量法(平成4年法律第51号)第110条の2第1項の規定による証明書をいう。以下同じ。)とする。

4 前項の搬入しようとする土砂等に係る計量証明書を作成するために行う当該土砂等の地質分析は、それぞれ別表第1及び別表第1の2に掲げる項目ごとに、同表に掲げる測定方法により行われなければならない。

5 条例第8条第2号の当該採取場から採取された土砂等であることを証するために必要な書面で規則で定めるものは、当該土砂等に係る売渡証明書その他の当該土砂等を譲渡したことを証する書面とする。

(土砂等管理台帳等)

第9条 条例第9条第1項の土砂等管理台帳には、次に掲げる事項を記載するものとする。条例第9条第1項の土砂等管理台帳には、次に掲げる事項を記載するものとする。

(1) 小規模特定事業の届出者の氏名(法人にあっては、名称及び代表者の氏名)

(2) 小規模特定事業届出年月日

(3) 小規模特定事業場の位置及び特定事業区域の面積

(4) 現場管理責任者の氏名

(5) 小規模特定事業に使用される土砂等の量(小規模特定事業が小規模一時堆積事業にあっては、当該小規模特定事業に使用される土砂等の年間の搬入予定量及び搬出予定量)

(6) 小規模特定事業の期間

(7) 小規模特定事業に使用される土砂等の採取場所及びに当該採取場所の事業者の氏名(法人にあっては、名称及び代表者の氏名)

(8) 小規模特定事業に使用される土砂等の採取場所に係る工事等の内容及び当該工事等の責任者の氏名

(9) 小規模特定事業区域に搬入された土砂等の1日当たりの量

(10) 小規模特定事業区域から搬出された土砂等の1日当たりの量及び搬出先ごとの内訳(小規模一時堆積事業に係るものに限る。)

2 前項の土砂等管理台帳の様式は、次の各号に掲げる小規模特定事業の区分に応じ、当該各号に定めるものとする。

(1) 次号に掲げる小規模特定事業以外の小規模特定事業 土砂等管理台帳(搬入用)(様式第10号)

(2) 小規模一時堆積事業である小規模特定事業土砂等管理台帳(搬入用)(様式第10号)及び土砂等管理台帳(搬出用)(様式第11号)

3 条例第9条第2項の規定による報告は、小規模特定事業を開始した日から6月ごとに当該6月を経過した日から2週間以内(小規模特定事業を完了したときは、条例第13条第1項の規定による届出の時)に、小規模特定事業状況報告書(様式第12号)を提出して行わなければならない。

4 小規模特定事業が小規模一時堆積事業である場合にあっては、条例第9条第2項の規定による報告は、前項の規定にかかわらず、小規模特定事業を開始した日から3月ごとに当該3月を経過した日から2週間以内(小規模特定事業を完了したときは、条例第13条第1項の規定による届出の時)に、小規模特定事業(小規模一時堆積事業)状況報告書(様式第13号)を提出して行わなければならない。

(水質検査)

第10条 条例第10条第1項の規定による水質検査は、小規模特定事業を開始した日から6月ごとに試料を採取し、別表に掲げる項目並びに水素イオン濃度及び浮遊物質量について、環境大臣が定める排水基準に係る検定方法(昭和49年環境庁告示第64号。以下「昭和49年告示」という。)に定める測定方法により行わなければならない。

2 小規模特定事業が小規模一時堆積事業である場合にあっては、条例第10条第1項の規定による水質検査は、前項の規定にかかわらず、小規模特定事業を開始した日から3月ごとに試料を採取し、前項に定める測定方法により行わなければならない。

3 条例第13条第2項の規定による水質検査は、町長の指定する職員の立会いの上、町長が指定する期日に試料を採取し、第1項に定める測定方法により行わなければならない。

(地質検査)

第11条 条例第10条第1項の規定による地質検査は、小規模特定事業を開始した日から6月ごとに、次に掲げる方法により行わなければならない。

(1) 地質検査のための試料とする土砂等の採取は、小規模特定事業区域の中央地点及び当該中央地点を交点に直角に交わる2直線上の当該中央地点から5メートルから10メートルまでの4地点(当該地点がない場合にあっては、中央地点を交点に直角に交わる2直線上の当該中央地点と当該区域の境界との中間の4地点)の土壌について行うこと。

(2) 前号の規定により採取する土砂等は、それぞれの採取地点において等量とし、採取後混合し、1試料とすること。

(3) 地質検査は、前号の規定により作成された試料について、それぞれ別表第1の左欄に掲げる物質ごとに同表の右欄に掲げる測定方法により計量を行い、かつ、別表第1の2の右欄に掲げる測定方法により土砂等の水素イオン濃度指数の測定を行うこと。

2 小規模特定事業が小規摸一時堆積事業である場合にあっては、条例第10条第1項の規定による地質検査は、前項の規定にかかわらず、小規模特定事業を開始した日から3月ごとに、前項各号に掲げる方法により行わなければならない。

3 条例第13条第2項の規定による地質検査は、町長の指定する職員の立会いの上、町長が指定する期日に、第1項各号に掲げる方法により行わなければならない。

(水質検査等の報告)

第12条 条例第10条第1項及び第13条第2項の規定による報告は、次の表の左欄に掲げる検査の区分に応じ、同表の中欄に掲げる時期に、それぞれ小規模特定事業水質検査等報告書(様式第14号)同表の右欄に掲げる書類を添付して行わなければならない。

検査

提出時期

添付書類

1 第10条第1項の水質検査

小規模特定事業を開始した日から6月ごとに当該6月を経過した日から2週間以内

当該検査に使用した排水を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第10条第1項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

2 第10条第2項の水質検査

小規模特定事業を開始した日から3月ごとに当該3月を経過した日から2週間以内

当該検査に使用した排水を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第10条第2項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

3 第10条第3項の水質検査

町長が別に指定する日

当該検査に使用した排水を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第10条第3項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

4 第11条第1項の地質検査

小規模特定事業を開始した日から6月ごとに当該6月を経過した日から2週間以内

当該検査に使用した土砂等を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第11条第1項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

5 第11条第2項の地質検査

小規模特定事業を開始した日から3月ごとに当該3月を経過した日から2週間以内

当該検査に使用した土砂等を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第11条第2項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

6 第11条第3項の地質検査

町長が別に指定する日

当該検査に使用した土砂等を採取した地点の位置図及び現場写真並びに第11条第3項の規定により採取した試料の検査試料採取調書及び計量証明書

(標識)

第13条 条例第12条第1項の標識は、小規模特定事業が施工されている間、掲示しなければならない。

2 条例第12条第1項の規則で定める事項は、次に掲げるとおりとする。

(1) 小規模特定事業届出年月日

(2) 小規模特定事業の目的

(3) 小規模特定事業場の所在地

(4) 小規模特定事業の届出者の氏名、住所(法人にあっては、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)及び電話番号

(5) 現場管理責任者の氏名

(6) 小規模特定事業の期間

(7) 小規模特定事業区域の面積

(8) 小規模特定事業に使用される土砂等の採取場所及び搬入予定量(小規模一時堆積事業にあっては、土砂等の年間の搬入予定量及び搬出予定量)

(9) 小規模特定事業場の見取図

(車両への表示)

第13条の2 条例第12条の2の規定で定める車両への表示は、識別しやすい色の文字で表示するものとし、次条第1号に掲げる事項については日本産業規格Z8305に規定する100ポイント以上の大きさの文字、それ以外の事項については、日本産業規格Z8305に規定する60ポイント以上の大きさの文字及び数字を用いて表示しなければならない。

(条例第12条の2の規則で定める事項)

第13条の3 条例第12条の2の規則で定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 小規模特定事業に係る土砂等の搬入の用に供する車両である旨

(2) 小規模特定事業区域の所在地

(3) 小規模特定事業の届出者の氏名(法人にあっては名称)

(4) 小規模特定事業区域に土砂等を搬入する者の氏名(法人にあっては名称)

(小規模特定事業の完了の届出)

第14条 条例第13条第1項の規定による届出は、小規模特定事業を完了した日から15日以内に、小規模特定事業完了届(様式第15号)を提出して行わなければならない。

第15条 削除

(現場管理責任者の職務)

第16条 条例第18条の2第1項の規則で定める現場管理責任者の職務は、次に掲げるとおりとする。

(1) 小規模特定事業場において、小規模特定事業に使用される土砂等の量及び当該土砂等が条例第8条の規定による届出に係るものであることを確認し、そのことについて記録すること。

(2) 小規模特定事業に係る土壌の汚染があった場合に、その原因を調査し、及びその対策を講じること。

(身分を示す証明書)

第17条 条例第19条第2項に規定する証明書は、身分証明書(様式第16号)とする。

(書類等の提出)

第18条 条例及びこの規則の規定により町長に提出すべき書類の部数は、2部とする。

(施行期日)

1 この規則は、平成18年7月1日から施行する。ただし、第2条の改正規定及び別表第4の改正規定は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 改正後の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生防止に関する条例施行規則(以下「新規則」という。)の規定中新小規模特定事業(新条例第2条第2号に規定する事業をいう。以下同じ。)の許可等に関する部分は、この規則の施行の日(以下「施行日」という。)以後に新条例第4条の規定により申請がなされた新小規模特定事業について適用し、施行日前に改正前の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生防止に関する条例(以下「旧条例」という。)第4条の規定により申請がなされた小規模特定事業(旧条例第2条第2号に規定する事業をいう。)については、なお、従前の例による。

(平成23年1月11日規則第1号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成24年4月1日規則第7号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成26年8月11日規則第15号)

この規則は、公布の日から施行し、平成26年6月27日から適用する。

(平成27年3月30日規則第6号)

この規則は、平成27年4月1日から施行する。

(平成27年5月22日規則第18号)

この規則は、平成27年5月29日から施行する。

(平成28年4月14日規則第10号)

この規則は、平成28年4月1日から施行する。

(平成29年3月15日規則第4号)

1 この規則は、平成29年4月1日から施行する。

2 改正後の別表第1の規定は、平成29年4月1日以後に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等(市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例(準則)第2条第1号に規定する土砂等をいう。以下同じ。)又は水について適用し、同日前に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等又は水については、なお従前の例による。

(令和2年4月22日規則第16号)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 改正後の別表第1の規定は、公布日以後に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等(市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例(平成18年条例第9号)第2条第1項に規定する土砂等をいう。以下同じ。)又は水について適用し、同日前に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等又は水については、なお従前の例による。

3 この規則の施行前に改正前の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例施行規則(平成18年規則第10号)の規定により調製された諸用紙は、この規則の施行の際現に残存するものに限り、当分の間、所要の補正をして使用することができる。

(令和3年3月30日規則第7号)

(施行期日)

1 この規則は、令和3年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 改正後の別表第1の規定は、この規則の施行の日以後に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等(市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止等に関する条例(平成18年条例第9号)第2条第1号に規定する土砂等をいう。以下同じ。)又は水について適用し、同日前に地質検査又は水質検査の試料とするために採取された土砂等又は水については、なお従前の例による。

(令和3年12月16日規則第14号)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際、現に改正前の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止等に関する条例の規定による許可を受けた事業又は許可の申請があって、許可若しくは不許可の処分がされていない事業については、なお従前の例による。

(令和5年4月1日規則第20号)

1 この規則は、令和5年5月26日から施行する。

2 宅地造成等規制法の一部を改正する法律(令和4年法律第55号)による改正前の宅地造成等規制法(昭和36年法律第191号)第8条第1項の規定による許可を受けた行為に対する改正後の別表第5の規定の適用については、なお従前の例による。

(令和7年3月27日規則第14号)

(施行期日)

1 この規則は、市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止等に関する条例の一部を改正する条例(令和7年条例第12号。以下「改正条例」という。)の施行の日から施行する。

(経過措置)

2 改正後の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例施行規則の規定は、この規則の施行の日以後に改正条例による改正後の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例(平成18年条例第9号)第3条の規定により届出がされた小規模特定事業(改正条例による改正後の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例第2条第2号に規定する小規模特定事業をいう。)について適用し、同日前に改正条例による改正前の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止等に関する条例第3条の規定により許可を受けた小規模特定事業(改正条例による改正前の市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止等に関する条例第2条第2号に規定する小規模特定事業をいう。)については、なお従前の例による。

別表第1(第1条の3関係)

項目

基準値

測定方法

カドミウム

検液1リットルにつき0.003ミリグラム以下

日本産業規格K0102(以下「規格」という。)55・2、55・3又は55・4に定める方法

全シアン

検液中に検出されないこと。

規格38に定める方法(規格38・1・1及び38の備考11に定める方法を除く。)又は水質汚濁に係る環境基準について(昭和46年環境庁告示第59号。以下「昭和46年告示」という。)付表1に掲げる方法

有機燐

検液中に検出されないこと。

昭和49年告示付表1に掲げる方法又は規格31・1に定める方法のうちガスクロマトグラフ法以外のもの(メチルジメトンにあっては、昭和49年告示付表2に掲げる方法)

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下

規格54に定める方法

六価クロム

検液1リットルにつき0.05ミリグラム以下

規格65・2(規格65・2・7を除く。)に定める方法(ただし、規格65・2・6に定める方法により塩分の濃度の高い試料を測定する場合にあっては日本産業規格K0170―7の7のa)又は、b)に定める操作を行うものとする。)

砒素

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下、かつ、土砂等の埋立て等に供する場所の土地利用目的が農用地(田に限る。)である場合にあっては、試料1キログラムにつき15ミリグラム未満

検液中濃度に係るものにあっては規格61に定める方法、農用地に係るものにあっては農用地土壌汚染対策地域の指定要件に係る砒素の量の検定の方法を定める省令(昭和50年総理府令第31号)第1条第3項及び第2条に規定する方法

総水銀

検液1リットルにつき0.0005ミリグラム以下

昭和46年告示付表2に掲げる方法

アルキル水銀

検液中に検出されないこと。

昭和46年告示付表3及び昭和49年告示付表3に掲げる方法

PCB

検液中に検出されないこと。

昭和46年告示付表4に掲げる方法

土砂等の埋立て等に供する場所の土地利用目的が農用地(田に限る。)である場合にあっては、試料1キログラムにつき125ミリグラム未満

農用地土壌汚染対策地域の指定要件に係る銅の量の検定の方法を定める省令(昭和47年総理府令第66号)第1条第3項及び第2条に規定する方法

ジクロロメタン

検液1リットルにつき0.02ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・2に定める方法

四塩化炭素

検液1リットルにつき0.002ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1、5・4・1又は5・5に定める方法

1,2―ジクロロエタン

検液1リットルにつき0.004ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1又は5・3・2に定める方法

1,1―ジクロロエチレン

検液1リットルにつき0.1ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・2に定める方法

1,2―ジクロロエチレン

検液1リットルにつき0.04ミリグラム以下

シス体にあっては、日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・2に定める方法、トランス体にあっては日本産業規格K0125の5・1、5・2、又は5・3・1に定める方法

1,1,1―トリクロロエタン

検液1リットルにつき1ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1、5・4・1又は5・5に定める方法

1,1,2―トリクロロエタン

検液1リットルにつき0.006ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1、5・4・1又は5・5に定める方法

トリクロロエチレン

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1、5・4・1又は5・5に定める方法

テトラクロロエチレン

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2、5・3・1、5・4・1又は5・5に定める方法

1,3―ジクロロプロペン

検液1リットルにつき0.002ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・1に定める方法

チウラム

検液1リットルにつき0.006ミリグラム以下

昭和46年告示付表5に掲げる方法

シマジン

検液1リットルにつき0.003ミリグラム以下

昭和46年告示付表6の第1又は第2に掲げる方法

チオベンカルブ

検液1リットルにつき0.02ミリグラム以下

昭和46年告示付表6の第1又は第2に掲げる方法

ベンゼン

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下

日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・2に定める方法

セレン

検液1リットルにつき0.01ミリグラム以下

規格67・2、67・3又は67・4に定める方法

ふっ素

検液1リットルにつき0.8ミリグラム以下

規格34・1(規格34の備考1を除く。)若しくは、34・4(妨害となる物質としてハロゲン化合物又はハロゲン化水素が多量に含まれる試料を測定する場合にあっては、蒸留試薬溶液として、水約2百ミリリットルに硫酸10ミリリットル、りん酸60ミリリットル及び塩化ナトリウム10グラムを溶かした溶液とグリセリン2百50ミリリットルを混合し、水を加えて千ミリリットルとしたものを用い、日本産業規格K0170―6の6図2注記のアルミニウム溶液のラインを追加する。)に定める方法又は規格34・1・1c)(注(2)第3文及び規格34の備考1を除く。)に定める方法(懸濁物質及びイオンクロマトグラフ法で妨害となる物質が共存しないことを確認した場合にあっては、これを省略することができる。)及び昭和46年告示付表7に掲げる方法

ほう素

検液1リットルにつき1ミリグラム以下

規格47・1、47・3又は47・4に定める方法

クロロエチレン(別名塩化ビニル又は塩化ビニルモノマー)

検液1リットルにつき0.002ミリグラム以下

地下水の水質汚濁に係る環境基準について(平成9年環境庁告示第10号)付表に掲げる方法

1,4―ジオキサン

検液1リットルにつき0.05ミリグラム以下

昭和46年告示付表8に掲げる方法

備考

1 基準値の欄中検液中濃度に係るものにあっては、土壌の汚染に係る環境基準について(平成3年環境庁告示第46号)付表に掲げる方法により検液を作成し、これを用いて測定を行うものとする。この場合において、同表中「土壌」とあるのは、「土砂等」と読み替えるものとする。

2 基準値の欄中「検出されないこと」とは、測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう。

3 有機燐とは、パラチオン、メチルパラチオン、メチルジメトン及びEPNをいう。

4 1,2―ジクロロエチレンの濃度は、日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・2により測定されたシス体の濃度と日本産業規格K0125の5・1、5・2又は5・3・1により測定されたトランス体の濃度の和とする。

別表第1の2(第1条の3関係)

項目

基準値

測定方法

水素イオン濃度指数

5.8以上8.6以下

公益社団法人地盤工学会が定める地盤工学会基準「土懸濁液のpH試験方法」の最新のもの

画像画像画像

画像画像

画像画像

画像

画像

画像画像

画像

画像画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像画像

画像

画像

市貝町土砂等の埋立て等による土壌の汚染の防止等に関する条例施行規則

平成18年3月22日 規則第10号

(令和7年4月1日施行)

体系情報
第10編 設/第2章 土木・建築
沿革情報
平成18年3月22日 規則第10号
平成23年1月11日 規則第1号
平成24年4月1日 規則第7号
平成26年8月11日 規則第15号
平成27年3月30日 規則第6号
平成27年5月22日 規則第18号
平成28年4月14日 規則第10号
平成29年3月15日 規則第4号
令和2年4月22日 規則第16号
令和3年3月30日 規則第7号
令和3年12月16日 規則第14号
令和5年4月1日 規則第20号
令和7年3月27日 規則第14号